最近のバットの流行りは!?軟式バットの選び方(飛距離、打感、操作性)

バット

最近の軟式バットの主流は?どんなバットを選んだら良いの?

 軟式バットは、選び方次第でバッティング技術の向上に役立つ必須道具です。

 しかし、金属・複合素材・木製など素材が違ったり重さ、長さ、バランスも違うため、初心者の方はどれを選ぶか迷ってしまうことも多いのではないかと思います。

 今回は、バットの基本の解説と共にオススメの軟式バットをご紹介したいと思います。選び方も解説するので、自分に合う軟式バットを見つけるための参考にしてみてください。

バランスについて

 バットのバランスには3種類あり、バットのどこに重心の位置があるかによりトップ・ミドル・カウンターバランスと分けられています。それぞれバットのスイングのしやすさや、特徴について解説していきたいと思います。

トップバランス

 バットのヘッド側に重心があるものを、トップバランスと言います。このバランスのバットはヘッドのコントロールは難しいですが、先端が重いことにより、遠心力を使えるため強い打球や大きい打球を打ちやすいという特徴があります。

 そのためトップバランスのバットを使う人はパワーヒッターと言われる、ホームランや長打を狙うバッターや力のあるプレイヤーが好んで使っています。また逆に力がない故にバットコントロールには自信があるけれど飛ばない・長打が打てないという方にもおすすめです。軽いトップバランスのバットを選ぶとパワー不足を解消できる側面もあります。

ミドルバランス

 アベレージヒッターや中距離ヒッターによく好まれているのがミドルバランスです。トップバランスよりもグリップ側に重心があり、バットの芯の位置に重心があります。そのためバットコントロールがしやすくなっています

 トップバランスのように遠心力をしっかりと使えるわけではないので打球の勢いはトップバランスよりは出しづらいですが、操作性に優れていますので芯に当てやすいため、外野の間を抜くような打球やライナー性の打球が打ちやすくなっています。

カウンターバランス

 現在はほとんど生産されていないバットです。グリップ側に近い部分に重心があるバットのためバットコントロールはしやすい反面、打球の勢いや飛距離はミドルバランスよりさらに出しづらいものになっています。

 最近の傾向として長打力が重要視されるようになり、これからさらに需要の無くなるバランスなると思いますので、大体はトップバランスとミドルバランスのどちらかをおすすめします。

重さについて

 硬式用バットでは最近は少し軽めが好まれ900g弱のものが主流ですが、軟式では700g前後が主流です。パワーのない人は軽いものを、力のある方は重いものを選ぶのが基本です。650g〜750g程度のものを選ぶのが良いと思います。

 最近のバットは素材やバランスによって軽いものでも遠くに飛ばせるようになっているので自分で振った時に少し軽いなと思うくらいのバットを選ぶのがおすすめです。

バットの素材について

バットの素材は大きく分けて木製、金属、複合に分かれます。

 木製は柔らかい軟式ボールと相性が悪く、またしっかりと芯で捉えないと強い打球は打てないため、あえての木製バットはオススメしません。マスコットバットや重い木製バットはティバッティングや素振り用に活用することをオススメします。

 金属バットは野球を始めたばかりの初心者におすすめのタイプです。複合バットや木製バットに比べて芯が比較的広く設計されていることが一つの特徴となり、ボールをミートしやすくなっています。比較的価格も安めに設定されていますので、ひとまず金属バットを購入してしばらく慣れるまでの練習用や自分に合うバットを見つけるまでの初期段階での購入はありなのかなと思います。

 複合バットは、カーボン他さまざまな複合素材があります。バットのインパクト部分からヘッド部分にかけて柔らかい素材であるウレタンなどが使われているため、それによってボールの変形を抑えて打球の速度と飛距離をあげてくれます。しっかりM号にも対応しています。性能面では金属や木を使ったものよりも圧倒的に良いものですが、価格が高めという事と金属に比べて耐久性も低い側面もありますので丁寧な扱いが必要です。

そのため練習用で木製、金属バット、試合用で複合バットという使い分けはありかと思います。

最近のバットの流行りは?飛距離アップを目指してバットを選ぶ。

 年代が変わる毎にバットの流行りも変わってきます。そんなバット事情ですが、今の流行りはどんなものになっているのでしょうか?

 いまは軽くて長いバットが今の主流になっています。今のプロ野球選手は昔のプロ野球選手に比べ、圧倒的にバットが軽くなっています。

 そんな現在の流行りですが、なぜ軽いバットが主流になったのでしょうか?それは軽いことにより振り抜きやすく操作性が高いからです。また軽い分バットを長くすることにより遠心力を活用し飛距離もUPすることができます。ノックバットをイメージしてもらえれば分かると思います。軽く長いバットが扱いやすく、打球を遠くに飛ばす事ができるようになっています。

 そんなバット事情ですが、軟式バットにはさまざまな素材のバットがあり、単純に重さ長さだけで決めるものではないと思います。重さ、長さに加えてバットの飛び具合と打感というものが重要な要素として加わると思いますので、その事を踏まえてオススメなバットについて解説をしたいと思います。

軟式バットを選ぶ要素
操作性(重さ、長さ、バランス)
飛距離(飛び具合)
打感(感触)

オススメバット

ミズノ ビヨンドマックス レガシー

【あす楽対応】 送料無料 ミズノ 限定 軟式 バット ビヨンドマックス レガシー FRP製 トップバランス 1CJBR157 MIZUNO 軟式用 軟式バット 野球用品 スワロースポーツ

操作性 ☆☆☆☆★

飛距離 ☆☆☆☆☆

打 感 ☆☆☆★★

長さ、重さ、バランスをそれぞれ選ぶことができ、重量感もさほど感じず振り抜きやすさがあります。なによりも軟式バットの中で一番の飛距離を誇るバットです。長打を狙う方はぜひ使っていただきたいです。前作のビヨンドマックスギガキングより7%の飛距離UPを達成しました。打感はビヨンドマックス特有のボコっといった打球音がします。

●サイズ/質量
83cm/平均710g
84cm/平均720g
85cm/平均730g(限定)
●素材:カーボン+グラス+PUフォーム
●最大径:平均径69mm
●グリップテープ:2ZT210
●専用バットケース付き(中国製)
●耐久性も考慮した細いFRP芯形状(ウレタン肉厚設計)
細い芯形状を実現したことでGIGAKING、GIGAKIN02よりもウレタンを厚くすることが可能に
GIGAKING02よりも約3~4mm厚くできる!(約20mm)
反発力が高まり飛距離が伸びる。

●NEWウレタン素材
M号球に合う硬さ・柔らかさを再度細かく分析し適切な硬度バランスを実現
反発力が高まり飛距離が伸びる。

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