中日ドラゴンズ 打撃革命 期待の若手株 202X年の期待のベストオーダー

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中日ドラゴンズ 打撃革命 期待の若手株 202X年の期待のベストオーダー

 

2021年は5位でシーズンを終え、シーズン当初はAクラスも期待されたが残念な結果となってしまいました。投手力は底力を見せ、先発は柳投手が奮闘、エース大野投手もまずまずの成績を残し、若手の小笠原投手が1年間ローテを守り規定に到達、中継ぎも安定した投手が多く、若手投手も頭角を表してきてます。そんな中、打撃力不足が露呈し、中でも長打が全く出ず、チーム最多本塁打はビシエド選手の17本、日本人選手の二桁本塁打はキャッチャーの木下拓哉選手の11本のみに終わってしまいました。また三割打者は一人もおらず、チーム打率はセ・リーグ最下位の.237、チーム本塁打数も5位の阪神タイガースから52本差の69本で最下位、得点も405とこれまた最下位と打撃不振、得点力不足が露呈されました。

 

今年は立浪和義新監督が就任、一軍打撃コーチには通算本塁打404本の元近鉄バファローズの4番打者中村紀洋さんが就任され、課題となる打撃力の改善が期待されます。しかし、長打力を期待したい助っ人外国人野手は今年は一人も獲得せず、クリーンナップ確定に近い外国人選手はビシエド選手のみになっています。

 

去年の成績から、今年も打撃陣には期待が持てないドラゴンズファンも少なくはないのかなと思いますが、ここ数年のドラフト会議では有望な野手を上位指名する傾向があり、少しずつ頭角を表しつつある選手もちらほら見えてきました。私は数年後、もしかすると今シーズンからブレイクする選手も現れ、中日ドラゴンズに打撃革命が起きるのではないかと想像しています。今回はそんな中日ドラゴンズの期待の若手選手の紹介と数年後もしくは今年中に起こり得るであろう期待のベストオーダーを組んでみました。

 

202X年期待のベストオーダー

 

1番 センター  根尾昂 .300  10本 70打点

2番 セカンド  高橋周平 .320  20本 80打点

3番 ファースト ビシエド .330  20本 100打点

4番 サード   石川昴弥 .300  30本 100打点

5番 レフト   鵜飼航丞 .280  30本 90打点

6番 ライト   ブライト健太 .300  25本 80打点

7番 キャッチャー 木下拓哉 .280  15本 50打点

8番 ショート  京田陽太 .280  5本 40打点

9番 ピッチャー  柳裕也

 

 こちらが私が考えたこれからの竜を担う期待の選手達オーダーです。打率、本塁打は各選手に超えてほしいラインを書いてみました。打点に関しては正直適当で根尾選手には勝負強い打撃と長打力を期待して70打点、高橋周平選手には全盛期の森野選手のような活躍の期待を込めて80打点、石川昴弥選手には将来の4番として、最低ラインとして100打点を超えてほしいと思います。

出典:https://www.google.com/amp/s/www.chunichi.co.jp/amp/article/345936 中日新聞

 

解説

 

1番の根尾昂選手は2018年に大阪桐蔭からドラフト1位で入団され、ショートとして期待されていましたが、安定した守備が出来ず、強肩を生かして外野手として今季も出場予定です。現地点では長打力の期待よりも、身体能力を生かした守備、走塁からレギュラーとして奪取を目指し、定着した際には確実性から極めて頂き、少しずつ長打が増えたらと期待しています。将来的には平野謙選手(.303 7本 18盗塁)か立浪和義選手(.302 19本 92打点)のどちらかのタイプに成長するのではと想像しています。

 

2番に置きました高橋周平選手は本来、長打力を期待されて入団された選手です。高卒1年目のシーズンでは京セラドームで逆方向のレフトスタンドに運ぶホームランも打っており、2年目には5本のホームランを放つなど将来のクリーナップ候補として期待され続けてきました。しかし打撃スタイルはヒット狙いに変化され2桁本塁打も2018年の11本に留まっています。本来は長打力のあるバッターでしたが、レギュラー奪取のため打率を残す事にこだわり、逆方向にさかわらず流し打ちをする事も身につけました。また構えている時のバットのヘッドもキャッチー側を向き、バットを加速させるより、ボールの軌道に入れやすいようにアベレージヒッター傾向のバッティングフォームを実践されています。立浪監督は以前から高橋周平選手には一発を取り戻してほしい事とバッティングフォームを長打狙いの物に戻してほしいと解説されていた事もありましたが、最近は「一昨年7本、去年7本、今年もきっと7本ですよ(ホームラン数)」とコメントされ、打率は.320はいってほしいと明言されています。しかし、天性の長打力についても期待が大きい事も確かですので、今年は2010年の森野選手のように.327、19本塁打、84打点を目指してほしいと思います。ちなみにバットも以前の860gだった物を長打が期待できる重めの900gに変更されました。高橋周平の今シーズンはとても注目だと思います。今回は2番に置きましたがクリーンナップを担ってほしい選手の一人です。

 

3番のビシエド選手ですが、昨シーズンはここ数年は若干成績を落とし、打率二割七分前後、本塁打17本とある意味落ち着いた成績で留まっています。過去に首位打者も獲得した実績もあり、中距離打者、アベレージヒッターとして期待を持てるバッターですが、立浪新監督はチーム事情もあり長打力にも期待してホームランを求めているようです。ライナー性の打球を広角に打ち分けるバッティングが特徴なビシエド選手ですが、メジャーリーグでは安定して20本塁打を放つなど長打力も秘めている選手です。また勝負強いバッティングも特徴で過去にNPBで99打点を記録した時もありましたので、打線のキーポイントとしてポイントゲッター、チャンスメイク、どちらの役割をマルチにこなせる存在だと思います。

将来の4番候補の石川昴弥選手。2019年にドラフト1位で指名され、高校通算本塁打は55本を放ち、恵まれた体格から2022年のキャンプでも快音を連発され物の違いを見せつけています。昨年は一軍初スタメンでいきなり2塁打を放ち、華々しいデビューを飾りました。各解説者、OBからは雰囲気からして人とは違うと言われ、絶対ものになると太鼓判が押されている選手です。今年は同じポジションの中村紀洋さんと立浪和義さんが首脳陣となりましたので、守備からバッティングまで手取り足取り教え込まれのではないかと思います。一年目は二軍で主に4番サードとして58試合に出場し、238打席打率.278 (205-57) 3本塁打 24打点出塁率.374 長打率.380 OPS.754と非凡な才能を発揮されました。突筆してみる数字は四球の多さで28四球を記録し、出塁率.374はリーグ3位の成績でした。二軍時代に四球を選べる若手選手は活躍される確率も高く将来を期待できる成績を残しました。また守備もサードとして軽快な動きを見せて、1年目からエラー数も少なく確実な守備を披露しています。守備の上手い選手は打撃にも良い影響があり、かつての中村紀洋選手のように、守備からリズムを作り、バッティングも持ち前の長打力を生かし、将来は三割30本100打点を目指してほしいと思います。

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