感謝、感謝、感謝
2021年ヤクルトスワローズ日本一、主力選手がみんな涙を流して喜んでいました。
今年のスワローズは誰一人欠けても優勝はなし得なかったように思えます。それだけ全員野球でみんなが役割意識を持ってプレーした証だという事になるでしょう。
高津監督は選手全員に役割を与え、まるでパズルを組み合わせるように一つ一つの場面でうまくピースを当てはめていき、選手がその役割を全うした一年のように私には見えました。
脇役の一流になれ
過去に野村克也監督は宮本慎也選手に「脇役の一流になれ」と教えを説きました。また野村監督は4番やエースより、センターラインであるキャッチャー、セカンド、ショート、センターの選手や脇役、つなぎ役である選手に一段と厳しかったと聞きます。
野村監督自体、自分の事を特別な選手とは思っていなかったようです。自分は下手だから頭を使ってバッティングをカバーしたという表現をされていましたが、それで戦後初の三冠王、王貞治選手が記録更新するまでシーズンホームランの最多記録(52本)を達成するのですから元々素質があったにせよ、自分の努力や研究の成果だと十分胸を張っても良い実績です。
そういった自負から、個性や特徴を持つ選手、何かチームの役割を果たしてくれる選手には、ある意味、期待と要求が強かったのではないかと思います。それでチームが強くなるという事を身にしみて感じていたのではないでしょうか。
考える力と意識の大切さ（自立心）
今年のスワローズは全員野球で各々が自分の役割を真っ当して、そして野村克也監督でプレーをした高津監督がその役割をみんなに与え、意識付けをしていったのではないかと思います。
野村監督のように一から説明や説教をして厳しい言葉で伝えるという時代とはまた少し変化したのかもしれませんが、また一つ難しい、本人の自立心、自己判断、自分で考える力を大事にされて、スワローズの選手の皆さんは一つ一つのプレーを大事にして、チームメイトの一つ一つのプレーに喜び合い、勝利を分かち合った最後の涙のような気がします。
プロ野球ファン（ヤクルトファン）として
私は当事者ではありませんが、テレビ中継や選手一人一人のコメント、高津監督の優勝インタビュー、野村克也をしのぶ会での弔辞を聞かせて頂いて勝手ながら色々感じ想像させて頂きました。
ヤクルトスワローズの皆さん優勝おめでとうございます。そして野村克也さんこれからも野球の楽しさをあなたから指導、影響を受けた方々は色んな形で引き継いでいくと思います。是非楽しみにして頂けたらと思います。
そんな私もかれこれ20年近くヤクルトファンをさせて頂いています。また野村克也さんの本を読む事が私の趣味です。ありがとうございます^_^
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