東京ヤクルトスワローズ　連覇に向かって2022年のベストオーダーと期待したい選手を予想

　昨年は日本一になりました東京ヤクルトスワローズですが、今シーズンも更なる飛躍が期待されます。2022年も連覇を狙って選手もファンも充実した楽しいシーズンになったらなと思います。

　そんなヤクルトスワローズですが、注目したい選手や活躍を期待する選手がたくさんいますが、正直2022年の開幕オーダーは今シーズンのベストオーダーとほとんど変わらないと思います。そのため、普通の予想をしてもつまらないので、来シーズンを通してのヤクルトのベストオーダーを予想したいと思います。

開幕オーダー予想
2022年ベストオーダー予想
1. 解説
2. まとめ

開幕オーダー予想

1番　センター　塩見泰隆

2番　レフト　青木宣親

3番　セカンド　山田哲人

4番　サード　村上宗隆

5番　ライト　サンタナ

6番　キャッチャー　中村悠平

7番　ファースト　オスナ　(川端慎吾、宮本丈)

8番　ショート　西浦直亨(元山飛優)

9番　ピッチャー　奥川恭伸

　以上が開幕オーダー予想になりますが、ご覧の通り2021年のベストオーダーとほとんど変わらないように思います。プロ野球解説者やヤクルトファンの方々など大勢の方が開幕オーダーを簡単に想像できてしまい面白くないと思いますので、今回は今シーズンの期待する選手も予想しつつ、2022年のシーズン途中や終盤で固まるであろうベストオーダーを考えたいと思います。

2022年ベストオーダー予想

1番　センター　塩見泰隆or濱田太貴

2番　レフト　青木宣親or宮本丈

3番　セカンド　山田哲人　確定

4番　サード　村上宗隆　確定

5番　サンタナorオスナ

6番　中村悠平川端慎吾　

7番　濱田　オスナ　丸山　内山　

8番　西浦直亨or元山飛優　(長岡、武岡)

解説

　1番は不動のセンター塩見選手が更なる飛躍を成し遂げ3割15本30盗塁を目指してほしい。対抗となる濱田大貴選手は2021年のオープン戦では打率.345、見事4本塁打を放ち、いずれはヤクルト打線の上位を担ってほしい人材だ。青木選手の調子やオスナ、サンタナ選手の調子次第でポジションが空けば入り込みブレイクという可能性は十分に秘めていると思う。

　2番はこれもまた不動のレフト青木宣親選手だが来年41歳になるシーズンであり、今シーズンもコロナ禍によるキャンプの離脱やシーズン中も二度の途中離脱が影響も否めないが、打率.258、9本塁打と前年の.317、18本塁打から大きく成績下げる結果となった。本人は衰えを全く感じていないとの事で、2022年は復活を期待したい。しかし、若手に濱田や宮本といった期待の若手も控えているため、調子が上がらないとレギュラーを奪わられてしまうため決して安泰なポジションではない。対する宮本丈選手は優秀な打撃センスが垣間見れるシーンが多く、2021年シーズンの代打での出塁率は切り札川端慎吾選手より上回る.452の成績を残している、毎年レギュラーまで後一歩の成績を残しているため今年こそはレギュラーの座を掴みたい。

　3番セカンド山田哲人、4番サード村上宗隆はほぼ確定であり、主軸として安定した成績を期待したい。山田哲人選手は怪我の影響もあり、数年は本調子と言い難い成績でいたが、2022年は体調を万全にしてファンが理想とするトリプルスリーと三冠王を狙えるくらいの成績を残してほしい。村上宗隆選手は順調に毎年成績を伸ばしているため将来は日本の4番となるために打撃3部門で成績を伸ばしてほしい。特に打率は2021年は.278と前年の.307より落ちたため今年はアベレージの改善向上も期待したい。

　5番もまた激戦であり、終盤の活躍を考えたら長打力と選球眼が売りのサンタナ選手の通年の活躍を期待したい。2017年はメジャーで30本以上のホームランを放っているため、長打力を発揮して日本でも30本以上のホームランを打ってくれるだろう。対するオスナ選手はバットのコンタクトが上手い選手で平均打球速度も村上選手に次ぐチーム2位のため、打球に角度が付けば中距離打者として、高いアベレージが期待できる選手である。但し選球眼はあまり良くなく、調子の波が激しいため2021年は一時期打率.324で首位打者に踊り出たがシーズン終盤は不振に陥り最終的には.258の成績に収まってしまった。今シーズンは日本の野球に順応できるかが鍵となる。どちらの外国人にも言える事だが2021シーズンは5月から途中合流であったため、今シーズンはキャンプから帯同するので日本の野球への順応と調整ができるため更なる飛躍が期待できる。

　6番は去年と同様中村悠平選手のつなぎ役を期待したいが、キャッチャーは若手の古賀選手や内山選手も控えているため若手の育成も視野に入れながら打順についてはユーティリティな活躍が求められる。中村選手は元々ミートの上手い選手であるためどの打順だろうが、つなぎ役と右打ちが生きる役割を持てる打順に置きたい。またポジションが違うが、ファーストのレギュラー奪取を宣言した昨シーズン代打で主に活躍して打率.372のハイアベレージの成績を残しました川端慎吾選手を6番に置きつなぎ役とクリーンナップ的な役割を期待したい。

　7番は主に外国人選手と期待の若手選手が座る事が予想される。濱田選手、中山選手、内山選手、松本友選手、太田選手、山崎選手、そしてルーキーの丸山和郁選手にも期待したい。私としては濱田選手やルーキー丸山選手にポジションを与え、2年目の内山選手にも一軍での経験を積ませたい。また、若手、中堅選手として太田選手、中山選手、山崎選手、松本友選手などもレギュラー奪取のチャンスはあり、ある意味安定した成績も期待できると思う。またダークホースとして育成選手の赤羽選手も春キャンプ一軍帯同しているため持ち前の身体能力と長打力で代打の切り札としても期待したい。

　8番はショートのポジション争いの中でレギュラー起用された選手が置かれる可能性が高い。昨年から西浦直亨選手とルーキー元山飛優選手の併用としてきたが、将来性も期待して昨年ルーキーながら97試合に出場して53安打、打率.255と活躍した元山選手の起用が増える事が予想される。また、高卒3年目となる武岡選手、長岡選手の活躍も期待したい。どちらの選手も首脳陣に期待され、二軍では昨シーズン武岡選手は打率.263（312-82） 2本塁打 35打点、長岡選手は打率.261（283-74） 7本塁打 28打点の好成績を残している、個人的にはフェニックスリーグでも本塁打を複数放った長岡選手に期待したいが、春キャンプでは一軍帯同するのは武岡選手であるため何かしら期待できる要素があるのかもしれない。

まとめ

　以上が私が予想した2022年シーズンのベストオーダーですが、ヤクルトスワローズはベテラン、中堅、若手ととても良いバランスで選手が揃っていますので、村上選手と山田選手以外は流動的なオーダーになるのではないかと思います。誰がどのように活躍するか分からないのがプロ野球の醍醐味だとも思いますので、皆さんも自分なりのベストオーダーを考えてみてください。