バッティングの基本 総合編 YouTubeから学ぶこと(ホーライスイング、令和スイングetc)

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YouTubeでよくみる○○スイング達の正体とは、共通点と本質を考える

最近は様々なYouTubeチャンネルにて、独自の○○スイングや○○理論などのネーミングで、様々な技術を発信されている方が多い印象があります。

様々な独自理論がある中で、いろんな情報がありどの情報が正しいのか、正直あまり言っている事が分からないとか、どのように実践すれば良いのか分からないという方も多いのではないかと思います。今のSNS事情では元プロ野球選手やアマチュアでも強豪チームで野球をされていた方も自由に発信してくれる事で、今まで知ることのなかった高度な技術について簡単に知る事が出来ます。

そういった背景の中で、せっかく知り得た情報を自分なりに解釈できないということはとても勿体ない事だと思います。また色々な理論があり過ぎて混乱してしまう事もあると思います。YouTubeに上がっている情報を全て鵜呑みにする必要はありませんが、どの理論が自分に合うのか選ぶことはできると思います。そのためには発信者のお話されている理論の本質を掴む事で、情報の取捨選択がしやすくなると思いますので、今回はスイング軌道について私なりに解釈した事、各スイングについての共通点、基本となることをお伝えしたいと思います。

はじめに断っておきますが、今回まとめた内容もあくまでも私なりに解釈したものであり、最終的には情報を受け取った本人の解釈と感覚が大事になります。ぜひ自分なりの解釈と感覚を養うためいろんな情報に触れていただけたらと思います。

今回はバッティングのスイング軌道の基本的な事しかお話しません。この基本的なことを軸にして自分なりの解釈と感覚でアレンジしていき独自理論を作り上げていただけたらと思います。そのためには感覚と言葉と動作のズレを理解して情報収集してみてください。

バッティングスイング軌道について解説

それではバッティングにおいて基本的な事を端的にまとめご紹介したいと思います。

バッティングにスイング軌道において大切なことは大きく分けてこの4つに分けられます。

①トップ(割れ)を作る。:トクさんTV
②バットのヘッドを後ろから弧を描くように使うがバットを遠回りして出さない。(スイング軌道は肩のラインと並行にレベルスイングでボールを線で捉える。):令和スイング
③バットのヘッドの重さと遠心力を使いバットのヘッドをしっかり返す。:ホーライスイング
④フォロースルーは自然に、なるべく大きめに :中村紀洋さん指導

この4つの要点について一つずつお話したいと思います。

トップ(割れ)を作る。

バッティングでまず一番大切になるのは構えです。今回は構えについてあまり掘り下げませんが、基本的には一番脱力できる態勢でトップを作るという次の動作にスムーズに移行で出来るのであれば後は独自の構えで良いと思います。(しかし意外とこの基本的な事に気づかないで、力んだ状態で関節がロックが掛かった難しい構えでバッターボックスに入っている人は多いです。)

そして、構えの次に入る動作としてトップを作る、いわゆる「割れ」の状態に体を持っていくという事が大切になります。

割れとは

「割れ」とは、スイング動作における手と(トップの位置)足の(ステップ脚が着地した瞬間)での上半身と下半身の間にできる「ねじれ」のことです。

この割れを作り、トップを正しい位置に置いて来るボールに対応しなければ、正しいスイング軌道と正しいタイミングの取り方に繋がりません。構えから割れの作り方が崩れてしまうとバッティングの勝負は決まってしまうくらい大切な事です。

詳しくはこちら バッティングの基本③ 割れについて気をつける事 2度引きをしない、トップの作り方

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YouTube紹介(トクサンTV)

トクサンTVの割れについての説明と矯正法が一番分かりやすかったのでご紹介します。

バットのヘッドを後ろから弧を描くように使うがバットを遠回りして出さない。

割れやトップが出来たら次はスイング軌道です。今回のお話ではバットのヘッドがどのような軌道でスイングされるのかを説明したいと思います。

よくバットを最短距離で出しなさいとか、脇を締めてボールにバットをぶつけるようにと教わった方も多いのではないかと思いますが、この事によって窮屈なコンパクトなバッティングをしてしまう方も多く見られます。結論から言いますとキーポイントとなるのは押し手(後ろの手)感覚です。①押し手の脇を締めるという事②押し手含みグリップエンドを向かってくるボールの線上に最短距離で出すという感覚はとても大切になります。この要点を抑えヘッドが下がりさえしなければ、引手(前の手)の脇が開こうが、自分の感覚として少し遠回りになろうが強い打球は打てるようになります。

①押し手の脇を締める
②押し手含みグリップエンドを向かってくるボールの線上に最短距離で出す

このことを踏まえたうえで、実際にバットのヘッドはどのような軌道でスイングされているかというと、トップの位置から体の後ろを弧を描くようにミートポイントまで到達し、支点となる手(グリップエンド)の方はボールの軌道に対し最短距離で到達することになります。よくバットを鞭のようにしならせて使うと言う時がありますが、その意味としてはハンマー投げやロープ投げをイメージしてもらえれば良いと思います。どちらも手や体を軸に支点を作り、遠心力で作用点である先端部分のスピードをどんどん上げていきます。スピードが最高潮になった時にロープやハンマーは手放されるのですが、バッティングの場合はトップの位置から加速をつけてミートポイントでスイング速度の最高点に持っていけば良い事になります。そのためには次のステップであるヘッドをしっかり返すことが必要になるのです。

グリップエンドを支点にしてヘッドに遠心力と重さを十分に利用することが大事

またバットのヘッドは自分の肩のラインより下がり手首が地面に向かい寝てしまう事は絶対に避けましょう。手首が寝てしまう事でスイングした力がボールにうまく伝わりません。

詳しくはこちら バッティングの基本 ②縦振りについて 肩と体の軸を縦に使う

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YouTube紹介(ホーライスイング、ミノルマンチャンネル)

以上の事を踏まえたうえでホーライスイングについて確認してみてください。今回の説明で蓬莱さんがお話している内容がさらに理解しやすくなったら幸いです。

ミノルマン チャンネルさんもとても分かりやすかったです。インパクトまでのヘッドの走らせ方について実践も交えて紹介していただいています。

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